▶電波をキャッチ!ICラジオを作ろう@小坪小学校

 

1月25日(土)、児童14名、保護者様3名にご参加いただき、「ICラジオを作ろう」を開催しました。

最近のラジオは、ラジオ局の設定がデジタルで、ボタンやタッチパネルで”局”を選ぶと、すぐに音が聞こえてきます。
オートリサーチで、ラジオ局を自動で探してくれるものもあります。
このため、最近の多くの児童は、ラジオ局を探す、周波数を合わせる ということを知らないかもしれません。

ということで、今回のICラジオの工作は、バリコン(スライドコンデンサ)で共振回路を構成し、自分で作ったラジオで、ラジオ局を探すことも体験してもらいました。

コイルを巻いてアンテナにして、たくさんの種類の部品を配線。
ドライバーに苦戦しながら、丁寧に部品をつないでいきます。
バリコンは、アルミ箔を貼った台紙(スライドします)で作られています。
スピーカーは、アンプ付き。電波環境が良ければ、広く音が響き渡ります。

今回、全員一発で音がスピーカーから聞こえてきました。

みんな、スライドバリコンをゆっくり動かしながら、ラジオの音をキャッチしていきます。
4局くらい見つかったかな。
ふしぎですね。バリコンを動かすと音がキャッチできる。
そもそも、アンテナなどで何故音がキャッチできるの?

後半は、アンテナで、音がキャッチできている理由を実験で探っていきます。
・アンテナに電流を流すと、コイルの周辺に起こる変化を方位磁石で確認
・自作のラジオ近くに置いたアンテナのスイッチを入れたり切ったりすると、ラジオに変化が?
・電波がアンテナでキャッチされ、電流が流れて、電子回路で増幅される?

何となく、判ったかな?