[コラム]勘違いも、発想の一つ?(東地区 島田祥生)
勘違いも、発想の一つ? 東 島田祥生
2年ほど前のことです。前号紹介の「おもちゃの科学」をパラパラめくっていたら、「TOM-CUBE」なるものが載っていました。早速、折り紙を使って拵えてみたのが、下の写真のものです。ひっくり返して元に戻すと、マークが入れ替わります。満足満足! 下のCUBEは固定なので、作るのが面倒と厚紙にしました。上の4個だけは自由で、それぞれが糸でつながっています。
そして昨年の秋、またイラストが目に留まり、8個のCUBEを作って、『イラストの通り』に、黒丸の箇所で8個のCUBEをつないでみました。 折り紙で、8個のCUBE作るのは大変でしたが、ブロックを崩すと、8個つながった輪ができました。 ん?何か違う。元に戻すのが大変!!! 新しパズルができちゃった。
喜んで、シナリオ研究会のみなさんに作ってもらいました。今度は、厚手の紙を使い、芯に発泡スチレンのブロックを入れました。 作りやすいと評判でしたが、立体に組むのに四苦八苦。一度崩すと大変。で、どうも、立体に組むだけではない遊び方がありそう・・・。平面に8個並ばせ、6面のマークを出せれば大成功。
新年会の委員長から、かんたん工作をとの依頼がありました。 これにしよう。紙で作ってもらうのは大変なので、木で作れないか、繋ぎはどうするか。出来上がったものは、両端の糸を結ぶだけの、超かんたん工作に。でもブロック組みに、みなさん、酔いも忘れて取り組んでくれていました。