▶モーターをつくろう@杉田小学校

2月1日(土)、児童6名、保護者様2名にご参加いただきました。
今回は、保護者さまにもご参加いただき、全員でモーター作りに挑戦しました。
フレミングの左手の法則はどこかで聞いたことがありませんか?
今回は、その世界のお話と実験です。

まずはモーターを作ります。
使うのは、クリップでできた端子、電池、コイル・・・なぜか綿棒!
綿棒は、回転するコイル銅線を通すパイプになります。
プラスチック製の綿棒軸を使うと、丁度銅線が2本通ります。

ドライバーを使って組立し、発泡スチロール球に、パイプを通し、コイルを巻き付けます。

銅線の端子のエナメル部分は、全面削るのではなく、一部(!)削ります。

ここが、ポイントですね。

端子やエナメルのはがし方を調整して、コイルが回転したら、成功!
モーターになりました。

さて、工作が終わったら、なぜコイルが回るのか?、なぜエナメルを一部だけ削るのか?
実験を通して、考えていきます。

磁石の周りの磁力線、電流の周りにできる磁力線を、ビニタイや方位磁石で観察します。

動く銅線を使い、その下に磁石を置いたら、どうなるでしょうか?

ここからは、”フレミングの左手の法則”のお話になります。
みんな、体をよじりながら、左手を動かし、銅線がどっちに動くか予測します。

電流と磁石があると、力が発生することがわかりました。

では、磁石を下に置き、コイルに電流を流すとどうなる?
コイル端末に導通しないところを細工すると、どうなる?
自分の作ったモーターと同じ?

ちょっと頭がこんがらがりそうな難しい理屈ですが、モーター作りを通して体験が記憶に残るといいですね。
身近にあるものを使っているので、夏休みの工作や自由研究でもできそうでしょうか。